保険選びのQ&A

ここでは、どのような保険を選んでいいのかわからない人のために、Q&Aの形式で、保険選びについて説明しています。

Q: 死亡した場合に家族に保険金を残したい。
A: 終身保険、定期保険、養老保険を選びましょう。

Q: 死亡した場合に家族に保険金を残したいが、保険料は安い方がいい。
A: 定期保険を選びましょう。しかし定期保険は、保険期間内に亡くなった場合にのみ、死亡保険金が支払われるので、保険期間満了時に生存していれば、満期保険金などは支払われない掛け捨てタイプの保険です。

Q: 死亡した場合に家族に保険金を残したいけれど、老後にも備えたい。
A: 養老保険を選びましょう。養老保険は保険期間内に亡くなっていれば死亡保険金として家族の方に残すとができますし、保険期間満了時に生存していれば満期保険金として受け取ることができるので貯蓄性のある保険です。

Q: 子供が独立するまで高額な保障がほしい。
A: 定期保険を選びましょう。    (上の定期保険の解説と同じ)

Q: 保険料は多く払えないけれど高額な保障がほしい。
A: 定期保険を選びましょう。    (上の定期保険の解説と同じ)

Q: 掛け捨ての保険には加入したくない。できれば貯蓄もかねた保険がいい。
A: 養老保険を選びましょう。    (上の養老保険の解説と同じ)

Q: リストラなどで突然毎月の収入がなくなった時にでも対応できる保険を探している
A: 養老保険を選びましょう。    (上の養老保険の解説と同じ)

Q: 今は子供が小さいので、自分が死亡した時には高額の保障がほしいが、子供が独立することには、ある程度でよい。
A: 逓減定期保険を選びましょう。一般の定期保険は保険金2000万円と契約すると、毎月同額の保険料を支払い、保険期間内ならずっと2000万円の保障が続きますが、逓減定期保険は毎月支払う保険料は変わらず、年々保険金が減少していくため、貯蓄性は低いですが割安の保険です。

Q: 自営業などの経営者で年齢とともに責任が重くなってくるため、保険金も年々上昇させたい。
A: 逓増定期保険を選びましょう。一般の定期保険は保険金2000万円と契約すると、毎月同額の保険料を支払い、保険期間内ならずっと2000万円の保障が続きますが、逓増定期保険は毎月の支払う保険料は変わらず、年々保険金が増加していく保険ですので、若くして亡くなると損をすることもあり、保険料は割高です。

Q: 夫婦で一つの保険に入りたい。
A: 夫婦連生終身保険を選びましょう。しかし、保険会社の商品の内容によって、一人目がなくなった場合に保険料の全額が支払われるものや2人ともなくなった場合にのみ支払われるものなどさまざまなので、パンフレットなのでよく確認してから契約しましょう。

Q: すでに糖尿病の症状があるが、万が一の場合に保険に入りたい。
A: 弱体者終身保険を選びましょう。成人病などの症状がすでにある方でも入れる生命保険ですが、既往歴の状態などによって契約できないこともあります。

Q: 公的年金だけでは心配だ。
A: 個人年金保険を選びましょう。しかし、保険期間内に亡くなった場合には、払い込んだ保険料程度の死亡給付金しか支払われません。

Q: 子供の教育資金のための保険に入りたい。
A: こども保険を選びましょう。こども保険は、こどもの教育資金・結婚資金・独立資金などのためや、親が早い時期に亡くなった場合も併せて保障をする保険です。しかし、祝い金として満期前に受け取った場合と、据え置いた場合ではトータル的に受け取り保険金額に違いが出ます。

Q: 病気やケガに備える保険に入りたい。
A: 医療保険を選びましょう。病気やケガをした場合に、入院給付金や手術給付金として保険金が支払われる保険です。しかし保険料は掛け捨てになることが多いです。

Q: 寝たきりなどにならないか老後が心配だ。
A: 介護保障保険を選びましょう。しかし要介護状態の認定基準はかなり厳しいということを知っておきましょう。

生命保険の解説(目次)
「保険がわかる!」のトップページ