生命保険とは?

世の中には、生命保険が沢山ありますが、実は、生命保険のタイプは大きく分けて、以下の4種類に分けることができます。つまり色々あると思っていた生命保険は、実は、3種類の生命保険に色々なオプションを付け加えただけに過ぎないんですね。

1.死亡保険
保険の加入者(被保険者)が亡くなった場合または高度障害(両目の視力を失ったり、手足を切断したなど)になった場合にだけ保険金が支払われる保険です。死亡保険のうち、被保険者が加入した時から「10年間」や「60歳まで」など一定期間にだけ保障してくれる保険を「定期保険」といって、被験者が加入してからが亡くなるまでの一生にわたって保障してくれる保険を「終身保険」といいます。

2.生存保険
被保険者が保険期間の満了まで生存していた場合にだけ保険金が支払われる保険のことです。死亡保険とは違って、保険期間内に死亡しても死亡保障はされません。死亡保険の「逆」と思えばいいです。「個人年金保険」などがあります(後で説明しています)。

3.生死混合保険
死亡保険と生存保険を組み合わせたもので、被保険者が保険期間内に亡くなった場合には、死亡保険金が支払われ、保険期間の満了まで生存していた場合には満期保険金が支払われる保険です。必ず満期があります。「養老保険」などがあります(後で説明しています)。

4.医療保険、ガン保険、介護保険
保険の自由化で、医療保険、ガン保険、介護保険、所得補償保険のような新しい保険が出てきました。

(参考)
ちなみに、参考のために、生命保険の全体図を示しておきます。以下の内容はすべて、このサイトで説明しています。以下の表がわかるようになれば、生命保険の基礎は身についています。

大分類 中分類 小分類
・生命保険 ・死亡保険 定期保険
終身保険
その他の定期保険
その他の終身保険
・生存保険 個人年金保険
・生死混合保険 養老保険
・医療保険など

医療保険
その他の保険


大分類 中分類
特約 災害関係の特約
疾病関係の特約
災害・疾病ともに対象となる特約
介護関係の特約
死亡保障のついた特約


生命保険の解説(目次)
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